急にかなり鉄分が多めの内容ですが…。
私の鉄道好きは実は結構な域でして、JRや某民鉄の出しているリリース情報は割と目を通している方です。
その中で最近驚いたのは”のぞみ”の大減便についてです。

去年まで、東海道新幹線が『のぞみ12本ダイヤ』(1時間に12本ののぞみが東京駅を出発する)を打ち出しJRが躍起になって宣伝しておりました。この増発は、車両性能のベースアップにより、遅い”こだま”や”ひかり”が素早く”のぞみ”から逃げられるようになったことが大きく、JR東海の”のぞみ”への執念は凄いなと思ったところだったのですが、昨今の新型コロナウイルスの影響で東海道新幹線の乗車率はあまり芳しくないようです。
思い切ったJR東海はのぞみを1時間に3本しか運転しないという大胆な減便ダイヤに踏み切りました。

のぞみが1時間3本というのは、恐らく2003年以来のことであり、その頃には、現在の主力である高性能車両N700系が誕生すらしていなかったのですから、東海道新幹線の需要の低迷は計り知れないのだと思いました。

鉄道好きの端くれとしては新幹線も一刻も早く活気をとり戻してほしいと願うばかりです。
ただしそれも感染者数の抑制が前提となります。

段々とコロナ規制は緩くなってきていますが、皆様体調に気を付けてご自愛ください。