弘法筆を選ばずということわざがあります。
一般的には、技量が優れていれば道具に左右されないという使い方をされます。
我々でいえば筆に当たるものが何かと考えたとき、それはキーボードではないかと思います。
キーボード選ばずという人もおりますが、私は選びたい方なので選ぶ際の基礎知識を紹介します。

１．キーピッチ
隣り合わせとなるキーとキーの中心から中心までの距離を指します。
一般的には19mmがスタンダードです。
指の太さや手の大きさで最適なものを選びましょう。

２．キーストローク
キーを押したときの深さを指します。
3～4mmがスタンダードです。
かなり人により使用感の差がでる部分であり深いと、しっかりと押した感覚があり誤入力が少なくいが時間がかかり、浅いと素早く入力できる代わりに誤入力が起きやすくなります。
また、キー荷重（押下圧）というキーの重さも影響し、これは30g～50gほどです。

３．Nキーロールオーバー
標準のキー同時押しは最大6個までと制限されていますが、
Nキーロールオーバー対応であればそれ以上のキーを同時に押しても全て認識されます。
キータッチが速くデバイス側の入力認識が追い付かない人や、複数のキーを同時に押すことが多いゲームをされる方におすすめです。

皆様のキーボード選びの助けとなれば幸いです。